8月19日(土)、ラピオにて仲根石工造園さんによる「ミニチュア庭園作りで学ぶ 信長も愛した千年続く日本庭園の秘密」という講座を実施しました!
この講座では、造園とはどんなお仕事であるかを講師の仲根さんからまずご説明頂き、日本の庭造りがいかに身近にあるものを利用した環境に優しい技術かを教えていただきました。
SDGsの精神ははるか昔から使われていたんですね。

説明を聞いた後は実際に苔テラリウムの制作がスタート!ミニチュアサイズで日本庭園の技術を学んでいきます。
石選びは子どもたちが行います。大きさ・色も自分で全体像をイメージした上で選びますので大きいサイズばかり選ぶと苦戦してしまうみたい。

その後は砂で地層をつくります。砂の種類もいくつかあり、うまく入れていくととってもキレイなレイヤーになるんですよ。また、都度グラスまわりの水滴を霧吹きで掃除することで仕上がりが良くなるそうです。みんな凄く丁寧にキッチンペーパーで拭いていました。


地層が出来たら配石→苔の植え込みと、化粧砂利で仕上げをしていきます。ひとつひとつの配置でぐっと中身がかわるので、ここも慎重に作業しています。


最後に人形を置いて完成!!この置き方も人それぞれで見ていて面白さがありました。


制作後はみんなでそれぞれの作品の鑑賞会も実施。砂、石、苔、、、どれをとっても同じ作品がないので自分との違いをみんな興味深く見ていました。大人だけでなく、子どもも庭園の奥深さと面白さが味わえる日本庭園作り。皆さんもこれを機に是非勉強してみてくださいね。
