8月2日(火)、小牧市役所東庁舎5階大会議室にて、平成28年度 新規採用職員研修「小牧市新入職員向け“協働”研修」の第2回を開催しました。
この事業は、こまき市民活動ネットワークと小牧市行政経営課との協働事業として、協働提案事業化制度で採択されたもので、今回で4年目の開催となります。
まず始めに、こまき市民活動ネットワークの秦野代表理事より、前回のおさらいとして、小牧市における協働の現状や市民活動団体などについてのお話がありました。
その後、第1回の研修時に出された宿題をもとに6グループに分かれ、「市民(市民活動団体)と一緒にできることを考えてみよう」というテーマで、ディスカッションを行いました。
宿題は、あなたの周り(小牧市)で問題になっているであろうこと、その問題の中で小牧市と市民(市民活動団体)が一緒に解決できそうなこと、その解決方法を考えるというものでした。
まずは、グループ内で自分が考えた問題(課題)を発表し、その中から一つ選び、その問題(課題)に対する解決方法や市・市民活動団体の役割などについて、意見交換を行っていきました。
付箋に意見を書き出したり、話し合いながらまとめるなど、進め方はグループによってさまざま。
また、今回は第1回の際に事例発表を行っていただいた、愛林会の鳥居会長、結いのまちづくり応援隊の大杉副代表も参加され、内容などについてアドバイスをいただきながら、話し合いの内容を深めていきました。
ディスカッションした内容は模造紙にまとめ、すべてのグループが発表を行い、三世代の憩いの場づくりや働く親の子育てのサポート、ゴミの分別問題などの課題があげられており、実際に活動をしている団体やこんな団体があったら一緒に課題を解決できるかもしれないなど、視点や発想の素晴らしい案が多く出されました。
各グループの発表に対して、協働推進課の大塚係長、こまき市民活動ネットワークの秦野代表理事、愛林会の鳥居会長、結いのまちづくり応援隊の大杉副代表から、こんな事例もある、こうするともっと良い事業になるなどのアドバイスをいただきました。
この研修によって、小牧市の課題について考え、市民や市民活動団体と一緒に課題解決などを行えるようになり、より良い小牧となることを願います。