9月3日(日)、「こまきモノづくりトレジャーハント」の第4回をこども未来館で開催しました。
モノづくりの現場を見学しながらアルミ風鈴づくりにチャレンジしてきたこの講座も、いよいよこの日が最終回。
まずは、前回の(有)志村プレス工業所さんと今回担当の(合)パレットさんへのインタビューの後、いよいよお待ちかねのアルミ風鈴づくりです。
風鈴本体と舌と短冊をひもで結ぶのはちょっと難しかったけど、みんな頑張ってチャレンジしてオリジナルの風鈴が完成し、風鈴に空調の風を当てると、澄んだ音色が耳に心地良く響きました。
そして、SDGsの新聞づくりに入ります。こどもたちは、「モノづくりの楽しさ・働きがい」、「モノづくり企業のSDGs」、「ぼくの、わたしの『SDGs宣言』」をテーマに気づいたこと、思ったことなどを付箋に書き、それを壁新聞に貼りながら自分の意見を発表しました。
「ぼくの、わたしの『SDGs宣言』」では、「SDGsはむずかしいことだと思っていたけれど、会社がみじかにとりくめることや生活の中でかんたんにとりくめることもあると分かったので、小さなことでもいいからとりくんでいきたいです。」と書いてくれた子もいました。
最後のまとめでは、各企業のインタビューを振り返りながら、それぞれの取組みが、すべてSDGsの目標に合ったものだということをみんなで確認しました。
また、4講座で一つのストーリーになるよう各社でクイズや共通のキーワードを作っていただきましたが、そのキーワードをまとめると、最後に「パートナーシップ」という答えが出てきました。
見て、聞いて、触れて、やってみて、、、「4日間の貴重な体験が、未来のこどもたちにとって大きな力になってくれるんだよ。」と、涼やかな音を響かせながらアルミ風鈴が語っているようでした。