７月24日（月）、こまきこども未来大学なつやすみ講座の「コーヒーとチョコレートから学ぶ！フェアトレードとは？」を開催しました。

講師は小牧市内でフェアトレードチョコレートを製造・販売しているEquboさんです。

まず、池山社長からフェアトレードについての説明がありました。

開発途上国と先進国の間で不公正な取引が起こっていること、その結果貧しい子どもたちが学校に行けず、生きるためにカカオ農園で働いていることなどを、動画も見て学びました。

お勉強のあとは、Equboで作っているフェアトレードのチョコレートとコーヒーの試食タイム！

コーヒーは初めて！という子もいましたが、いつも食べているチョコレートとはちょっと違った、フルーツ酵素を使った自然な甘さのチョコレートに「おいしい！」と声が上がっていました。

その後は、エチオピアでストリートチルドレンのために教育の場をつくる活動をしている湯本さんにご協力をいただき、エチオピアの中学生くらいの年齢の子どもたちとオンラインで話をすることができました。

接続には時間がかかりましたが、つながったときには、わあっとみんなで手を振りあって喜びました。

オンラインでは、エチオピアの子どもたちと「好きなあそびは？」「日本の伝統的な服は？」「エチオピアの伝統的な食べ物は？」など通訳の方を通して質問をし合い、交流できました。
もっとお互いのことを知りたい！ということで、お手紙を通して交流をすることになりました。

湯本さんからは「みんなが持っている力を社会をよくするために使ってほしい」と力強いメッセージをいただきました。

最後にEquboの池山社長、林さんから「私たちは微力だけれど、無力ではない」「買い物は投票。商品がどんなふうにつくられているのかに興味を持ち、思いやりのある商品を選択しよう」とまとめのお話がありました。

参加したみなさんからは「エチオピアの子どもたちと話せて、エチオピアのことを知れて楽しかった」などの感想があり、空間を超えてつながりあえた経験は、世界とつながる一歩となったようです。
その後エチオピアの子どもたちのために使っていない文房具があったら持って来てほしいと子どもたちに伝えたところ、すぐに持って来てくれた子もいて、さっそく自分たちのできる行動につなげていました。

Equboさんのホームページとinstagramは以下のリンクです。
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